のんびりキングダム

キングダム単行本派

『キングダム』 ロウアイの反乱 包雷 感想

注意!『キングダム』40巻の内容が含まれます。ネタバレが気になる方はご自身の判断にお任せいたします。

 

筆者は『キングダム』に登場する戦術の中で”包雷”が特に大好きです。作中は長期戦の末、敵将を討つ事が多いです。しかし、包雷は短期で敵将を背後からを討つ為、軍の展開のスピード感や陣の中での素早い一騎打ちがあります。このようにスピーディーに事が進むことが、筆者にとってスリル満点の戦いでした。まさに一撃必殺ですね。

この包雷を見事に成功させたのは昌平君でした。いつもは文官の服装ですが、40巻では鎧を身に纏い、矛を力強く振っていました。イケメン昌平君が漢らしくカッコ良かったです。このお陰で筆者の推しキャラの中で昌平君が爆上がりしました。また、彼が嬴政の味方になってくれて嬉しかったです。作中で雍出発前に壁の兄ちゃんが顔を赤ている描写がありました。壁も昌平君と共に行動できて嬉しかったのでしょう。

 

以上、『キングダム』40巻を読んでの個人的な感想でした。
本記事を最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。皆さんの好きな戦術はなんですか?また、本記事に関してコメントがあればお気軽に。

 

 

『キングダム』 宜安の戦い 〜肥下の決戦〜 感想

注意!本記事には『キングダム』68•69巻の内容が含まれます。ネタバレが気になる方はご自身の判断にお任せいたします。

 

『キングダム』68•69巻は、宜安の戦いの最終決戦でした。

感想を一言で表すならば、予測不可能な戦いでした!

 

初め、筆者個人的には、宜安の戦いは李牧の圧勝で終わるのかと予想していました。史実を見ると李牧が桓騎を討ち取ったことが書かれてあります。また、65巻のp224に馬陽の戦いで王騎将軍が敗北したシーンが描かれ、前後の会話の内容で李牧が情報封鎖を実行していることが判明しています。宜安の戦いは馬陽の戦い同様に、桓騎は頑張るが結果として李牧の圧勝劇として幕を閉じるのかぁと思ってしまいました。

 

しかし、上記の予想を遥かに上回る戦さの内容と結末で非常に読み応えがありました!
筆者が特に印象に残ったのは、李牧が急いで肥下城に向かう時に桓騎軍に奇襲をかけられた時の彼の”しまった•••”という表情、桓騎が李牧の額に一太刀入れるシーン、秦趙双方の犠牲でした。
まず、奇襲をかけられた時の李牧の表情から、彼がヤバいと感じた状況の中でも上位に入るのではと思いました。また、李牧の目に血筋が入る描写は、筆者自身とても緊迫感を感じました。李牧にとって一生忘れない瞬間だったのではないでしょうか。
次に、筆者が知る限りでは、李牧に一太刀を浴びせれたのは桓騎ぐらいなのではと思います。李牧の情報封鎖がなされていても彼の喉元まで攻撃できた展開には驚きでした。桓騎、賢く強くて最高でした。
最後に、桓騎軍と李牧側の犠牲ですが、69巻の752話は1話あたりの主要人物・兵士の死者数が作中上位なのではないでしょうか(*平陽の10万斬首除く)。次々と双方の指揮官や兵士がやられていきました。「やられ過ぎ〜」と思いました。でもそのおかげで桓騎の”怒り”の強さを読み取れました。

 

上記3点が筆者が宜安の戦い_肥下城下の決戦で特に印象に残った所でした。戦さの展開が予測できずもしかしたら桓騎生き延びるかも•••、と読んでいて嬉しさ半分で思う時もありました。たとえ李牧の情報封鎖が万全に敷かれていたとしても、馬陽の戦いのように彼の圧勝とはならず、逆に死を覚させた今回の戦いは面白かったです。


以上、『キングダム』68•69巻を読んでの個人的な感想でした。
本記事を最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。コメントがあればお気軽に。

 

 

 

アニメ「キングダム シーズン5」 登場人物の声 感想

2024年1月から「キングダム」黒羊編のアニメが放送されました!

本記事では、アニメを観て思ったキャラクターの声についての個人的感想を述べたいと思います。皆さんはアニメを観てどのように感じましたでしょうか。ぜひ共有しましょう!

 

注意!本記事には黒羊編以降の内容が若干含まれます。ネタバレが気になる方はご自身の判断にお任せいたします。

 

主に桓騎軍の声について述べさせていただきます。

 

筆者は単行本派でありますので、キャラクターのビジュアルや言動から、声のイメージを持っていました。以下、アニメ視聴前の声のイメージです。桓騎・那貴・厘玉は冷静で落ち着いた声、雷土は荒々しく野太い声、摩論はネコのような高い声、黒桜は荒々しいけど落ち着いた声、ゼノウはかすれ気味の恐ろしい声をイメージしていました。

 

アニメを観て思ったのは、総じて、桓騎と側近たちは大きな声でその中に余裕で落ち着きのある声だと思いました。皆、大人の声でカッコ良かったです。元気のある飛信隊の声とは対照的に、桓騎軍は冷静沈着な声に感じました。摩論とゼノウはイメージ通りではなかったけど、他のメンバーは予想にほぼ近くて嬉しかったです。
特に、那貴はイメージ以上のカッコ良い声でした。おそらく桓騎軍のなかで一番小さく低い声でした。その小さく低い声が、斥候をしたり退路を確保したりと常に慎重さが大切な役回りを得意とする那貴にどハマりしたように感じました。
一方で、ゼノウはビジュアルや蒙武を超える暴れっぷりからおぞましい声をイメージしていましたが、おぞましいけど理性のある声でした。初めは予想と違ったので驚きましたが、桓騎軍の幹部は賢く知恵のある者の集団であることを再認識させられました。

 

以上がアニメを観ての感想でした。今回はキャラクターの声について書きましたが、他の観点から思うところが出てきたら、その都度ブログにアップしていこうと思います。

 

本記事を最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。コメントがあればお気軽に。